ニュース

長浜バイオ大学における『BINDSユニット連携講習会』のお知らせ(2021年2月19日)

長浜バイオ大学における『BINDSユニット連携講習会』のお知らせ(2021年2月19日)


【BINDSユニット連携講習会】(Web会議システムZoomによるオンライン講習会)


■ 日 時 : 2021年2月19日(金) 13:30~17:00(13:00より受付開始)

■ 参加費 : 無料

■ 事前登録: 必要

   ※ 当講習会へのご参加申し込みにつきましては、こちらのサイトからよろしくお願いします。

   ※ 折り返し、ZOOM URLなどのご案内等をお送りいたします。

   ※ ご入力頂きました個人情報は、参加者への事務連絡、統計分析以外には使用いたしません。

■ 講習会概要 「創薬のためのタンパク質構造インフォマティクス」
近年、抗体医薬品をはじめとしたバイオ医薬品の躍進により、創薬におけるタンパク質科学の重要性が高まっています。特にタンパク質の構造や機能の改変を理論的に予測・設計する情報生物学的方法は、今後の創薬研究に必須の手法となることが期待されます。この講習会では創薬支援のためにタンパク質構造インフォマティクスをテーマとして、疾患関連変異のマッピング・デノボデザイン・抗体デザインなどに利用可能な最新の手法やデータベースを、簡単な実習を交えて解説することを目的とします。

■ 講師  
              土方 敦司 (長浜バイオ大学フロンティアバイオサイエンス学科)  
              森脇 由隆 (東京大学大学院農学生命科学研究科)  
              三井情報株式会社 創薬事業室

■ 世話人   白井 剛 (BINDSプラットフォーム機能最適化ユニット)

■ プログラム 

13:30 - 13:35: 善光 龍哉 (AMED)
              「開会挨拶」

13:35 - 13:40: 白井 剛 (BINDSプラットフォーム機能最適化ユニット)
              「講習会の進め方」  

13:40 - 14:40: 土方 敦司 (長浜バイオ大学フロンティアバイオサイエンス学科)  
              「Mutation@A Glanceによるヒト疾患ゲノム変異解析」
超高速シークエンサの台頭により、膨大なゲノムバリアントの情報が公的データベースなどに集積しています。ゲノムバリアントは、疾患や薬の副作用の出やすさなどの表現型と関係していることがあるため、創薬や医療にとっても有用な情報となっています。特に、タンパク質やその複合体の立体構造情報は、ゲノムバリアントと表現型との結びつきを分子レベルで理解する上で重要です。Mutation@A Glanceは、ゲノム配列、アミノ酸配列およびタンパク質立体構造上にヒトゲノムバリアントをマップして解析できるウェブツールです。本講習会では、立体構造情報を通した疾患変異解析について解説し、いくつかの具体例について実習形式でMutation@A Glanceの使い方を体験していただきます。

14:40 - 15:40: 森脇 由隆 (東京大学大学院農学生命科学研究科)   
              「アミノ酸配列からのタンパク質構造予測手法」
タンパク質は基本的には20種類のアミノ酸によって構成されているにも関わらず、その長さの可変性ととりうる構造によって非常に多くの機能を発揮することができます。また、タンパク質はわずか1アミノ酸の変異がその機能に大きな影響を及ぼすこともある一方で、配列相同性が低い2つのアミノ酸配列がタンパク質としてはほぼ同等の機能を持つという場合も往々にして存在します。これらを正確に区別するためには、アミノ酸配列としてではなく、タンパク質の立体構造情報が必要ですが、1つのタンパク質について実験的に立体構造を決定するコストは極めて高いことから、バイオインフォマティクスによる構造予測技術の発展が長年望まれています。
          本講習会ではこのタンパク質構造の予想に向けて現在よく使われている最新の構造予測手法を2通りに分けて紹介します。1つは類縁構造がデータベース上に存在する場合に用いられるHHPred、もう1つは類縁構造が存在しない場合に用いられるRaptorX-3DModelingです。これらの利用法と結果、原理と使用上の注意点について解説します。

15:40 - 17:00: 三井情報株式会社 創薬事業室
              「MKI-DryLabを活用した大規模抗体ライブラリからのクローン選択・評価の実践」
  近年、抗体創薬の現場においては、ファージライブラリやcDNAライブラリ等の大規模抗体ライブラリを用いてヒット抗体をスクリーニングすることが一般的となってきています。一方で、これらのライブラリから出力される大量のNGS解析データ(配列情報)から合理的にヒットクローンを抽出するアプリケーションは十分整備されておりません。弊社クラウドソリューションであるMKI-DryLabは、大規模抗体ライブラリーのスクリーニングの結果得られた、NGS解析データ群から、抗体特有の選定アルゴリズムを用いて抗体構造の妥当性やエピトープ多様性を鑑みたヒットクローンの選出が可能となります。本セッションではMKI-DryLabを用いた抗体インフォマティクス解析の実習を行います。




【お問い合わせ先】創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム(BINDS) プラットフォーム機能最適化ユニット

          E-Mail:t_shirai"AT"nagahama-i-bio.ac.jp ("AT"は@に変更してください。)

          TEL/FAX:0749-64-8117/0749-64-8140