解析拠点

解析拠点相関構造解析業務 募集のお知らせ(募集は終了しました)

この度、創薬等支援技術基盤プラットフォーム解析拠点では、相関構造解析に関する
業務実施機関の募集を開始しました。実施を希望される機関は募集要領に基づき
ご応募下さい。申請書記載事項につきまして以下の点ご留意願います。

【申請書記載事項】
申請書記載上の注意点を申し上げます。

[業務参加者の定義]
業務参加者とは、「代表研究者」または「分担研究者」以外の本業務参加者をいいます。

1.代表機関における業務参加者の記載方法

申請書中の「代表研究者」の欄の下に「業務参加者」の欄(枠)を追加して頂き、
「氏名」「役職名」をご記載願います。
「業務参加者」の役割等につきましては、申請書中の「業務内容」本文等の項
目に適宜、簡単に記載して頂くようにお願い申し上げます。

2.分担研究者がある場合の記載方法

(0)分担機関の長の承諾書

分担研究者がある場合には、当該機関の長の承諾書が必要になります。12月4日
期限の公印付紙媒体提出時にあわせてご提出願います。
分担機関の長の承諾書はこちらです。

(1)分担機関の役割・計画等

分担機関の役割及び計画等につきましては、申請書中の「要旨」及び「業務目
的と目標、業務内容(今年度の計画)」、「業務目的と目標、業務内容(最終
年度までの計画)」、「研究活動の状況及び本業務計画との関連性」の各項目
につきまして、代表機関と同じ枠のなかに、「分担機関」の項が分かるように
併記して頂くようにお願い申し上げます。

(2)分担機関における業務参加者

1.と同様に「分担機関の分担研究者」の欄の下に「分担機関の業務参加
者」の欄を追加して頂き、「氏名」「役職名」をご記載願います。
「業務参加者」の役割等につきましては、申請書中の「業務内容」本文等の項
目に適宜、簡単に記載して頂くようにお願い申し上げます。

1.募集の概要

「解析」拠点は、高エネルギー加速器研究機構を代表機関とし、大規模なX線結晶構造解
析・X線小角散乱構造解析施設の設計、構築および運用を行い、その共用を促進すること
で、生体高分子の立体構造情報に基づいた創薬・医療技術の革新に結びつけることを目的
としています。
この度、結晶構造解析、電子顕微鏡、分子イメージング、計算科学、バイオインフォマ
ティクス、各種相互作用解析法等、様々な位置分解能、時間分解能(ダイナミクス)、天
然度(in situ からin vivo)で構造機能解析を行う要素技術を組み合わせて重要な生命現
象の階層構造ダイナミクスの解明をめざす相関構造解析法の実現に向けて、「解析」、
「生産」、「バイオインフォマティクス」領域の各課題と協力して相関構造解析法を確立
するための業務、以下の3つの分野を対象として募集を行います。

(1)NMRによる相互作用解析
  NMRを用いて、X線結晶構造解析だけでは検出・同定が困難な、不安定で過渡的な
  分子間相互作用を、原子レベルの情報として取り出し、生体内に近い溶液状態での反
  応やダイナミクスの解明を行う。これを達成することができるNMR法の測定技術を
  もち、HSQCスペクトル法、交差飽和法、H/D交換法など複数のメソッドについて解
  析の実績を有すること。
(2)電子顕微鏡イメージング
  総合的な生物電子顕微鏡技術を用い、X線結晶構造解析や蛍光顕微鏡解析と相補的・
  相関的な解析を行うことで相乗的な解析を促進する。結晶化条件の探索に時間を要し
  ている複合体の解析や、重原子同型置換法では解析が困難な巨大分子複合体に対する
  位相付けのための構造情報の提供、標的分子が存在する領域の細胞・組織の切片観察
  等、クライオ電子線トモグラフィーや単粒子解析法といった総合的な電子顕微鏡技術
  を有すること。
(3)蛍光顕微鏡イメージング
  蛍光顕微鏡を用いて、分子・原子分解能の構造生物学的手法と有機的に組み合わせる
  ことにより、細胞・組織レベルでの分子の挙動や存在様式に迫るための相関顕微観察
  を達成する。高解像度蛍光イメージングや一分子イメージングに実績をもち、電子顕
  微鏡や各種分光学との組み合わせによる新しい解析手法への橋渡しを行えること。

2.今後の予定

■募集期間  :平成24年10月31日(水)~11月20日(火)
■電子媒体による提出期間:平成24年10月31日(水)~11月20日(火) 正午必着
■公印付紙媒体による提出期間:平成24年10月31日(水)~12月4日(火) 正午必着
■書面審査及びヒアリング審査、審査結果の通知の日程は後日ご連絡します。

3.募集要領・応募書類様式
■募集要領:こちらをご覧下さい。
■応募様式:こちらをご覧下さい。

4.提出先及び期限

【電子媒体】
  締切:平成24年11月20日必着
  提出先:
  創薬等支援技術基盤プラットフォーム解析拠点事務局
  E-MAIL: kaiseki{at}pford.jp ({at}を半角の@に)
  
【紙媒体】
  締切:平成24年12月4日消印有効
  提出先:
  創薬等支援技術基盤プラットフォーム解析拠点事務局
  東京大学大学院農学生命科学研究科内
  〒113-8657 東京都文京区弥生一丁目1番1号

5.本申請に関する問い合わせ先(電子メールでのみ)
  東京大学大学院農学生命科学研究科内
  創薬等支援技術基盤プラットフォーム解析拠点事務局
  E-MAIL:kaiseki{at}pford.jp ({at}を半角の@に)

※「相関構造解析法」とは:こちらをご覧ください。

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