A1-9 生体超分子複合体や膜タンパク質のX線結晶構造解析支援

ユニット名

構造解析ユニット

支援担当者

所属 ① 大阪大学 蛋白質研究所
② 大阪大学 蛋白質研究所
③ 大阪大学 蛋白質研究所
氏名 ① 中川 敦史
② 山下 栄樹
③ 栗栖 源嗣
AMED
事業
課題名 生命科学と創薬研究に向けた相関構造解析プラットフォームによる支援と高度化
代表機関 理化学研究所
代表者 山本 雅貴

支援技術のキーワード

X線結晶構造解析、巨大格子定数結晶、生体超分子複合体

支援技術の概要

SPring-8の生体超分子構造解析ビームライン(蛋白研ビームライン:BL44XU)を利用して、500Åを超える長格子定数結晶や分解能の低い結晶、膜タンパク質結晶などからの高精度な回折強度データ収集と構造解析(超高分解能データ収集も可能)の支援を行う。

・2000Åの格子定数の結晶から3.7Å分解能のデータ収集が可能
・光学系のレイアウト変更なしで0.7Å以上の高分解能データ収集が可能
・1個の結晶から完全性の高い高精度な回折強度データ収集が可能

支援技術の利用例

巨大格子定数結晶からのX線回折強度データ収集と構造解析の支援により、巨大な生体超分子複合体の詳細な原子構造が決定されている。





支援担当者の研究概要

・高精度回折強度データ収集システムの開発
分子量が大きく回折強度の弱い生体超分子複合体や分解能の低い膜タンパク質からの高精度な回折強度データ収集のためのシステム開発を行っている。
・生体超分子複合体の構造解析
分子質量75MDaのイネ萎縮ウイルスなどの生体超分子複合体、分子質量0.7MDaを越える膜タンパク質複合体などの構造解析を進めている。
・超高分解能構造解析
水素や殻外電子の可視化を目指した超高分解能構造解析と、そのための方法論の開発を進めている。
・生物学的に重要なタンパク質の構造解析
電位センサータンパク質ファミリーや核輸送タンパク質複合体など生物学的に重要なタンパク質の精密な構造解析を目指した研究を進めている。
・構造解析法の開発
構造解析のボトルネックとなっている、中・低分解能の電子密度へのモデルフィッティングや精密化の自動化などの方法論の開発を進めている。

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