A6-1 タンパク質クライオ電子顕微鏡構造解析支援

ユニット名

構造解析ユニット

支援担当者

所属 ① 東北大学 多元物質科学研究所/理化学研究所 放射光科学研究センター
② 東北大学 多元物質科学研究所
③ 理化学研究所 放射光科学研究センター
氏名 ① 米倉 功治
② 濵口 祐
③ 眞木 さおり
AMED
事業
課題名 高分解能単粒子解析、電子線結晶構造解析及びAI測定の高度化と支援
代表機関 東北大学 / 理化学研究所
代表者 米倉 功治

支援技術のキーワード

高分解能単粒子解析、電子線3次元結晶構造解析、電子線トモグラフィー、XFEL微小結晶解析

支援技術の概要

理研のCRYO ARM 300と東北大多元研のCRYO ARM 300IIを利用し、単粒子解析と微結晶構造解析を中心に支援する。両装置とも冷陰極電界放射型の電子銃を備え、高分解能の像撮影に最適の性能を発揮する。また、透過能力の高い高エネルギー電子ビームの利用と非弾性散乱した電子を除くエネルギーフィルターは、高品質の電子回折パターンの取得に大きな利点となる。加えて、理研の装置では、高感度かつ周囲への信号の染み出しの少ない電子線直接検出型カメラ(DE-64)を電子回折測定専用に利用できる。両手法ともに、撮影の失敗と人間の負担を大幅に減少させるAI測定を実施、両装置を繋ぐリモート測定に対応する。上記に加え、トモグラフィー解析、クライオFIBとミクロトームによる試料加工等や、より高い分解能の構造解析を行い水素の可視化と電荷の可視化、さらに難しい低中分子の微小結晶ではXFELと組み合わせた解析も実施する。

支援技術の利用例

クライオEM構造解析(単粒子解析、電子線三次元結晶構造解析、トモグラフィー)、XFEL微小結晶構造解析
1)BINDSの支援申請後、コンサルティングにより、試料の条件、解析手法等を打ち合わせる。
2)支援承認後、試料を調整する。必要なら汎用電顕で試料のスクリーニングを行う。
3)データ測定。
4)測定データ解析支援が必要な場合、構造解析を行う。
5)解析結果からより高精度解析(水素、電荷など)が可能な対象については、その実施を支援する。

支援担当者の研究概要

https://www.riken.jp/research/labs/rsc/photon_sci/biostruct_mech/
https://researchmap.jp/kojiyonekura
https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/research/teacher/detail---id-45587.html
https://www.riken.jp/press/2021/20211224_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2021/20210917_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2021/20210610_4/index.html
https://www.riken.jp/press/2021/20210421_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2021/20210325_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2021/20210323_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2020/20200904_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2020/20200626_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2019/20190521_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2018/20180427_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2018/20180417_2/index.html
https://www.riken.jp/press/2016/20160825_1/index.html
https://www.riken.jp/press/2015/20150223_1/index.html
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