D1-3 疾患モデルマウスによる薬効評価支援(慢性疼痛・掻痒モデルでの解析)

ユニット名

ヒット化合物創出ユニット

支援担当者

所属 ① 九州大学 大学院薬学研究院
氏名 ① 津田 誠
AMED
事業
課題名 グリーンファルマ創薬構造解析による支援高度化の推進
代表機関 九州大学
代表者 大戸 茂弘

支援技術のキーワード

神経障害性疼痛、慢性掻痒、脊髄、ラット、マウス

支援技術の概要

慢性疼痛モデル動物(ラット・マウス):神経障害性疼痛モデル動物(腰髄神経切断モデル)を作製し、同モデル動物が呈する疼痛行動(痛覚過敏やアロディニア)への薬効評価を実施する。アロディニアの評価には、従来のvon Freyフィラメントを用いた評価に加えて、支援者が近年確立した光遺伝学的手法を用いた新規評価法(モルヒネ抵抗性のアロディニア)も利用可能である。

慢性掻痒モデル動物(マウス):アトピー性皮膚炎モデルマウスであるNC/Ngaマウスを使用し、同モデルが呈する引掻き行動への薬効を評価する。

支援技術の利用例

慢性疼痛・掻痒モデル動物の作製と薬効解析
神経障害性疼痛やアトピー性皮膚炎などを対象とした既承認薬の適応拡大(エコファーマ)研究及び創薬研究。
[References]
Nat Commun 13(1): 2367 (2022)
Proc Natl Acad Sci USA 118(3): e2021220118 (2021)
J Allergy Clin Immunol 147(4): 1341-1353 (2021)
Nat Neurosci 23: 1376-1387 (2020)
J Allergy Clin Immunol 143(3): 1252-1254 (2019)
eNeuro 5(1). pii: ENEURO.0450-17.2018 (2018)
Nat Rev Neurosci 19: 138-152 (2018)
Nature Med 21: 927-931 (2015)

支援担当者の研究概要

支援者のホームページをご参照ください。

https://life-innov.phar.kyushu-u.ac.jp/index.html

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