所属 |
① 東北大学 大学院薬学研究科 ② 東北大学 大学院薬学研究科 |
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氏名 |
① 斎藤 芳郎 ② 土井 隆行 |
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AMED 事業 |
課題名 | ゲノム・オミックス・タンパク質構造情報を活用したアカデミア発の創薬支援 |
代表機関 | 東北大学 | |
代表者 | 山本 雅之 |
化合物ライブラリー、ヘテロ環化合物、天然物、HTS
次の支援体制を整えている。
Nrf2抑制剤の探索から抗腫瘍性化合物を創製
東北大学化合物ライブラリーを用いてスクリーニングを行ない、天然物2つを含むヒット化合物21個のうちfebrifugine に着目した。構造類似でFDAに認可されているhalofuginoneを用いてモデル動物試験において抗腫瘍活性を確認した。
[Free Radical Biology and Medicine 103,236 (2017).DOI:10.1016/j.freeradbiomed.2016.12.041]
トランスポーター阻害化合物の探索
多剤耐性のガン細胞に高発現しているトランスポーターABCB1の阻害剤を東北大学化合物ライブラリーのスクリーニングにより発見した。見出したイソキノリン誘導体は、in vivo で抗がん剤の薬効を回復させる効果があることを確認した。
[Mol Pharmaceutics 15, 4021 (2018). DOI: 10.1021/acs.molpharmaceut.8b00457]
ユニークな構造をもつ化合物ライブラリーを提供し、スクリーニングを支援する。