E6-1 構造最適化合成支援

ユニット名

モダリティ探索ユニット

支援担当者

所属 ① 名古屋大学 大学院創薬科学研究科
② 名古屋大学 大学院創薬科学研究科
③ 名古屋大学 大学院創薬科学研究科
氏名 ① 横島 聡
② 山本 芳彦
③ 布施 新一郎
AMED
事業
課題名 多様なモダリティを実現する有機合成の高度化と生命科学・創薬研究の支援
代表機関 名古屋大学
代表者 横島 聡

支援技術のキーワード

天然物、多環式化合物、含フッ素化合物、特殊ペプチド、核酸

支援技術の概要

ランダムスクリーニングから得られるヒット化合物は、医薬品開発候補化合物として備えていなければならない機能・性質を完全に満たしているわけではない。そのためヒット化合物の構造展開を行い、目的とする生物活性の向上だけではなく、副作用の低減、生体内での代謝安定性・吸収効率などの改善が必要になる。本課題は、天然物およびその類縁体(横島)、多環式化合物および含フッ素化合物(山本)、特殊ペプチド(布施)、核酸および核酸ミメティクス(兒玉)をそれぞれ専門とする研究者で組織されており、幅広いモダリティをカバーしている。スクリーニングで得られる多種多様な化合物について、その取り扱いに長けた研究者が合成研究にあたることで、効率的な構造展開を実施する。

支援技術の利用例

・オーファンGPCRリガンドの構造展開(Genes to Cells 2022, 27, 345-355. doi: 10.1111/gtc.12931)
・海洋性天然物Majusculamide類の構造展開(J. Nat. Prod. 2020, 83, 2477-2482. doi: 10.1021/acs.jnatprod.0c00441. Synlett 2019, 30, 924-927. doi: 10.1055/s-0037-1611805)
・酵母に対して寿命延長作用を示すテルペノイドの構造展開(Genes to Cells 2018, 23, 620-637. doi: 10.1111/gtc.12604)

支援担当者の研究概要

天然物およびその類縁体(横島聡)
https://www.ps.nagoya-u.ac.jp/teaching_staff/yokoshima/

多環式化合物・含フッ素化合物(山本芳彦)
https://www.ps.nagoya-u.ac.jp/teaching_staff/yamamoto/

特殊ペプチド(布施新一郎)
https://www.ps.nagoya-u.ac.jp/teaching_staff/fuse/

核酸(兒玉哲也)
https://www.ps.nagoya-u.ac.jp/teaching_staff/kodama/

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