所属 |
① 大阪大学 大学院薬学研究科 ② 大阪大学 大学院薬学研究科 ③ 大阪大学 大学院薬学研究科 |
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氏名 |
① 辻川 和丈 ② 谷 昭義 ③ 坂本 潤一 |
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AMED 事業 |
課題名 | 創薬サイエンス研究支援基盤の統合による創薬イノベーションの加速 |
代表機関 | 大阪大学 | |
代表者 | 辻川 和丈 |
創薬研究相談、スクリーニング機器
アカデミア研究者が創薬標的分子を探索し、その機能や発現等を制御できる化合物を取得するためには、スクリーニング機器や最新の測定装置の利用が必要である。しかしそれら機器や装置の購入、維持においては大きな費用を要する場合がある。よってアカデミア創薬を展開するためには、多様な機器・装置を整備し、共用する体制が重要となる。
大阪大学薬学研究科創薬サイエンス研究支援拠点の附属化合物ライブラリー・スクリーニングセンター(Compound Library Screening Center: LiSC)では、多様なスクリーニング機器や測定装置を整備し、学内外のアカデミア研究者に共用する体制を構築している。また製薬企業などで創薬経験を有する専任の研究者が、創薬標的分子に対しスクリーニング機器を用いた最適なHTS評価系の構築も支援している。
1. スクリーニング機器、測定装置利用
創薬シーズの探索と評価、HTSにも対応した最新のスクリーニング機器、測定装置を多数整備している。それらの使用方法はLiSC所属の専任担当者により説明が受けられる。また一部の機器については、機器メーカーの技術担当者に条件検討を兼ねて使用説明やサポート対応を依頼することもできる。
整備機器は、プレートリーダー、Multimode Plate Reader Label-free System、高感度マルチモードプレートリーダー、多機能プレートリーダー、ハイスループット細胞機能探索システム、アコースティックエジェクション質量分析計、オールインワン蛍光顕微鏡、蛍光発光カイネティクス測定器、フローサイトメーター、細胞培養設備などである。なお、実験室ならびに機器室はP2実験対応可能となっている。
大阪大学創薬サイエンス研究支援拠点は、大阪大学薬学研究科附属化合物ライブラリー・スクリーニングセンタ―(LiSC)と附属創薬センター(Drug innovation Center: DiNC)から構成されている。本支援である創薬研究機器の利用は、LiSCに所属する専任の創薬研究者が支援担当する。
大阪大学大学院薬学研究科創薬サイエンス研究支援拠点HP:
https://www.phs.osaka-u.ac.jp/souyaku_kyoten/
LiSC HP:
https://www.phs.osaka-u.ac.jp/souyaku_kyoten/about/clsc.html